インドネシアに残る古き良き伝統的な手作業の文化。私たちはその文化に魅了され、この地でバッグを作り続けています。手作業で作り上げたものに宿るあたたかみ。それが、バッグを通して伝えたいrobitaの想いです。
robitaのバッグの素材には牛革が多く使われています。天然の素材である牛革を、手作業で作り上げることで、ひとつと同じもののないバッグができあがります。その表情をより豊かにするために、様々な加工技法を取り入れ、時代に合わせて進化させてきました。
どこか懐かしく、どこか新鮮な。「昔からある新しいもの」を作るという挑戦を続けていきます。
2001年、『anyam nya robita/アニャムニャロビタ』の前身となるメッシュバッグが誕生しました。その後シリーズ化し様々なモデルを展開。robitaの顔として作り続けてきました。生産地バリ島で「編む」という意味で使われる言葉「Anyam(アニャム)」からネーミングされたバッグ。
革を細く裁断して帯を作り、木型を使って縫い目なく立体的に編みあげます。その丸みのある風合いは、その名の通り「編む」という特別な作り方によって生み出されています。
バッグを作る工程の全てが手作業だからこそ生み出されるアンティーク感。オリエンタルで個性的なアイテムであるはずなのに、様々なスタイリングにそっと馴染む。
シーズンレス、エイジレスに持てるので、たくさんの方にご愛用いただいているシリーズです。
『anyam nya robita / アニャムニャロビタ』から生まれた技法を使い
さらに新しい技術や挑戦、そしてデザインが加わりいままで見たことが無いような
新しい顔を持った商品として生まれてきています。
まるで焙煎したかのようなバッグ「robita roast」。 長年丁寧にお手入れされたようなバッグの質感を新品のバッグにも表現することができないかと考えられた新しいシリーズです。深みのあるロースト感がでたボディは、ゴールドのアクセサリーやハンドステッチをより際立たせ、上品な雰囲気を漂わせます。
レザーにスプレー染色をし、ストーンウォッシュ加工を施しました。ストーンウォッシュ加工とは革を軽石と一緒に「洗い」にかける加工です。これにより革の繊維がほぐれ、弾力性のある質感が生まれます。また、軽石と接触することでランダムに色落ちした部分が生まれ、表情豊かな色合いに仕上がります。 スプレー染色ならではのカラーバリエーションで、普段のrobitaとは一味違った雰囲気のあるシリーズです。
色調(tone)と形を、より自由に表現したメッシュバッグ「robita tone」。anyam nya robitaに色をくわえることでアクセサリー感を、切り替えをくわえることで遊び心を持たせました。さらに、特別なオイルを染み込ませ丹念に磨き上げることで、バッグひとつひとつに独特な風合いが生まれています。カラーリングとシルエットにこだわったスタイルで、robitaの新たなフィロソフィーを感じられるシリーズです。
インドネシアの伝統工芸の技術を使い
robitaデザインとして新たな表情をつくりだす。
さらに現在では、日本の染色技術を組み合わせることで
新しいものづくりに挑戦しています。
robitaでは、数シーズン前から新しい挑戦をはじめています。
展示会では、様々なスタイルのバッグを提案してきました。
バッグが持つ魅力を多くの皆さまと分かち合いたいと考え
インドネシアと日本をベースに今もなお試行錯誤しています。
これからもrobitaの挑戦は続きます。
今後も皆様のお手元に新しい喜びを届けるために。
是非ご期待ください。